課題名 |
ソフトセルロース利活用事業 |
研究機関名 |
兵庫県農林水産技術総合センター
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研究分担 |
農産園芸部
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研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:バイオエタノール製造の原料に適した状態の稲わらを効率的に収集運搬及び貯蔵するシステムを検討、実証試験し、ソフトセルロースの収集運搬に係るコストを明らかにした上で、最適な収集運搬技術を確立する。本事業により発生するエタノール製造残渣の肥料成分を把握し、適した利用法を開発する。成果:反転集草+梱包の能率は最短で2.11hr/ha、反転回数を3回に減じ、テッダー反転や梱包経路長を短くすることで能率向上が図れた。反転集草・梱包・搬出は4hr/ha。屋内貯蔵で水分12%程度まで下がり、成分変化なし。テストプラントで発生した2009年度産発酵残渣は、ラボ発生の2008年度残渣に比べ乾物率が低く、肥料濃度は低かった。水熱処理可溶画分(C5)試料に窒素、カリウムが高くなる傾向にあった。燃料製造残渣は、水稲(ポット試験)コマツナ(同プランター)への施用効果が認められ、効果の多寡は含まれる窒素量により説明できる。水稲作では、移植1~2週間前に残渣を施用すれば、肥料効果が高くなる。、
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カテゴリ |
肥料
コスト
こまつな
水稲
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