課題名 |
特産花きの省エネ低コスト生産技術の開発 |
研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:近年の原油価格高騰に対応した省エネ生産技術の開発を行い、冬季における低コスト安定生産を可能にすることで花き産地の振興を図る。、成果:スプレーギクの冬季栽培において、21品種を用いて、生育ステージごとに適切と考えられる変温管理を組み合わせた処理を行い、その効果を検証した結果、慣行の夜温管理(栄養成長期:15℃一定、花芽分化期:18℃一定、花芽発達期:15℃一定)に対して低温管理(栄養成長期:9℃一定、花芽分化期:13℃一定、花芽発達期:11℃一定)を行うと、多くの品種で大幅な開花遅延や輪数の減少が認められたが、変温管理(栄養成長期:日没後3時間17℃、以降9℃、花芽分化期:日没後7時間20℃、以降13℃、花芽発達期:日没後3時間17℃、以降11℃)を行うことで、多くの品種において、慣行管理と比べて生育や開花の遅延が少なく品質もほぼ同等の切り花を得られ、かつ使用燃料を約20%削減できることが明らかとなった。、、
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カテゴリ |
きく
省エネ・低コスト化
低コスト
品種
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