課題名 | イチジク‘蓬莱柿’の安定生産を実現する株枯病の画期的防除技術の開発 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
果樹 |
研究期間 | 継H20~22 |
年度 | 2009 |
摘要 | 株枯病菌による土壌汚染の有無について,現地で簡易に診断できる枝挿し法を検討した。イチジクの前年枝を30cmに裁断し,7/16(夏季)および9/29(秋季)に現地の本病汚染土壌に挿し込み(25cm程度),1・3・5・7・14および21日後に回収した。枝を水洗後,湿室,25℃・暗黒・多湿条件で10日間静置し,本菌の有無を調べた。夏季では3~7日,秋季では5~14日間,枝を土壌に挿し込み放置することで,土壌汚染の有無を診断できることが明らかとなった。、 幼苗簡易検定法によりイチジクとイヌビワの交雑個体に対する接種選抜試験を実施した。その結果,交雑体BN5および交雑体BN7は,イヌビワと同等の高い抵抗性を有すると推定された。交雑体BN5は2008年と同様の結果であり,複数年の反復試験においても萎凋・枯死しないことを確認した。 |
カテゴリ | いちじく 簡易検定法 抵抗性 びわ 防除 |