課題名 | 西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立 |
---|---|
研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
生産環境 |
研究期間 | 継H21~23 |
年度 | 2009 |
摘要 | ヘイオーツ・ソルガム障壁+スカエボラ植生およびヘイオーツ・ソルガム障壁+バーベナ植生を農家圃場に設定した天敵保護ほ場と慣行ほ場におけるナスの天敵および害虫を含む節足動物群集調査を行った。天敵保護ほ場のナスでクサカゲロウやヒメハナカメムシを認め,クモ類(主にアシナガグモ類)の発生も慣行農薬散布農家圃場より多かった。このため,ヘイオーツ・ソルガム障壁+スカエボラ植生およびヘイオーツ・ソルガム障壁+バーベナ植生により,ナス上の天敵が増加することが示唆された。、 ソルガムがアブラムシ類のバンカープラントとなりうる可能性が示された。また,東広島地域に適応するソルガム品種はゴールドソルゴー,高糖分ソルゴーおよび風立と考えられた。今後,ソルガムを近接栽培することによる果菜類のアブラムシ類天敵への影響を調査する必要がある。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 管理技術 ソルガム なす 農薬 バーベナ 品種 |