課題名 |
広域連携型農業研究開発事業費(生物資材利用によるキュウリ黄化えそ病防除技術の開発) |
研究機関名 |
愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部
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研究分担 |
病理昆虫室
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研究期間 |
完H19~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:愛媛県のキュウリ栽培、特に周年栽培地においてはMYSVによるキュウリ黄化えそ病が恒常的に発生し、大きな問題となっている。そこで弱毒ウィルス株を作出・選抜し、これを接種したキュウリを露地栽培に導入することにより被害軽減、さらには、発病株の減少により周年栽培地での伝染環の遮断にむけた取組を容易とする。、成果:新規の簡易モニタリング手法の条件設定を行った。野外の雑草地ですくい取った捕虫網を閉じてキュウリ苗と密閉容器に入れたところ、本ウイルスを保毒したミナミキイロアザミウマをキュウリ上に移し取ることができた。この手法で雑草地における媒介虫の密度調査をした成果、発生ハウスから150m離れた地点まで保毒虫が分散していることが判った。これに対し、発生ハウスから200~600m離れた地点では保毒虫は捕獲されなかった。
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カテゴリ |
病害虫
黄化えそ病
きゅうり
雑草
防除
ミナミキイロアザミウマ
モニタリング
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