課題名 | 市場病害オクラ果実黒斑病の軽減技術の確立 |
---|---|
研究機関名 |
高知県農業技術センター |
研究分担 |
品質管理担当 病理担当 |
研究期間 | 完H19~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:オクラでは高温期の流通中に果実黒斑病が多発する。そこで、果実黒斑病の軽減技術を確立するため果実黒斑病の発生要因を究明し、収穫直後から市場までの適正な温湿度の管理法を明らかにするとともに、果実黒斑病の発生を抑制する環境ガス条件を検討して発病を抑制する包装法を開発する。、成果:1)果実黒斑病の発生は、果実の結露によって助長されることを明らかにした。、2)貯蔵中のガス環境を低O2・高CO2とすると発生が抑制されたが、O2濃度が0.5%まで低下すると異臭が発生した。、3)収穫後の果実を水道の流水で洗浄すると果実黒斑病の抑制効果が認められた。、4)黒斑症状の発生は10℃以下の低温で抑制されるが、菌株間差がある可能性が示唆された。 |
カテゴリ | オクラ |