課題名 |
高温登熟性に優れた水稲早生品種の育成 |
研究機関名 |
高知県農業技術センター
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研究分担 |
水田作物担当
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研究期間 |
継H17~24 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:高知県では独自の高温登熟性簡易検定法を確立しており、国内外の水稲品種の高温登熟性を評価するとともに、これまでに育成された良食味系統と高温登熟性の優れる品種・系統との交配により、高温登熟性に優れる良食味品種を育成する。、さらに、育成系統の高温登熟性の評価とコシヒカリの出穂性同質遺伝子系統および高温登熟耐性QTLの解析の可能な系統について高知県における適応性を検討する。、成果:1)国内収集の224品種・系統およびNIASコアコレクション品種の高温登熟性を評価した。収量性、玄米品質より有望な高系系統12系統および高育70号を継続検討とし、新たに高育72号を選定した。、2)コシヒカリ/タカナリのRILs17系統から高温登熟性、収量性に優れる有望系統6系統を選定した。また、茉莉占/コシヒカリのRILs110系統の高温登熟性を評価し、14系統を高温登熟性“強”と評価するとともに、高温登熟性、草型が優れる有望系統9系統を選抜した。また、5染色体上に計6個の高温登熟関連QTLを見出した。コシヒカリ/Kasalath後代系統8系統においては、「と系SL236」の高温登熟性が優れることが明らかとなった。、
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カテゴリ |
簡易検定法
水稲
品種
良食味
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