県産木造住宅における新規格化システムに関する研究

課題名 県産木造住宅における新規格化システムに関する研究
研究機関名 高知県立森林技術センター
研究分担 資 源
利用課
研究期間 完19~21
年度 2009
摘要 目的:「れいほくスケルトン」を県産木造住宅における新規格化システムのモデルケースとし、規格構造体の標準化とその性能及び規格化促進を目的とした部材製品を開発した。、成果:(1)嶺北地域産スギ梁桁材の曲げ破壊試験を行い、強度分布と製品歩止まりから、歩止まり89%を期待できるE70以上材を長、中スパン用とし、残り11%のE70未満材を短スパン用とする配材管理方法を決定した。(2)「れいほくスケルトン」の構造材における含水率管理と、出荷から建築後1年間の含水率変化を調査した結果、含水率16.5~20%の構造材が、竣工までの約3ヶ月間で含水率10~19%となった。竣工後、夏季~秋季は横ばいで、12月に10%程度に収束安定した。今回の結果から、冬季上棟の住宅において、梁材含水率の安定には約1年を要することが解った。(3)横架材-横架材接合部の耐力性能は、木部仕口形状の影響が大きく、ボルト仕様間での大きな差異はないのに対し、通し柱-横架材部の耐力性能は、木部仕口形状の影響が小さいため、ボルト仕様間で差異が生じた。試験結果からプレカット形状及びボルト類の仕様を決定した。(4)「れいほくスケルトン」における標準壁・床仕様として、スギ厚板張り壁・床を確立するために、接合具(釘、木ねじ)試験及び壁・床試験から検討した。嶺北地域産スギ材と接合具(釘、木ねじ類)による釘1面せん断試験を行った結果、各接合具の初期剛性に大きな差はなく、終局においての木ねじのねばりを確認した。スギ厚板による床組仕様は、従来の仕様による床倍率が0.4~0.5程度であるのに対し、床倍率1.3を示した。
カテゴリ 出荷調整

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