放牧を利用した低コスト肉用牛生産技術の開発

課題名 放牧を利用した低コスト肉用牛生産技術の開発
研究機関名 熊本県農業研究センター
研究分担 草地畜産
研究期間 新H21~H23
年度 2009
摘要 目的:放牧は、肉用牛の低コスト生産のために有効な手段であり、阿蘇地域では広大な草原を活用した周年放牧が実施されている。しかし、周年放牧を行う上で、放牧育成子牛の発育遅延や放牧繁殖牛の受胎率の向上などの生産技術、さらには放牧地における肥育技術などが課題として残されているため、その課題解決を図る。、(1)早期離乳技術を利用した放牧育成技術の確立、計画:比較的発育遅延がみられる冬期間に生まれた子牛を用いて、生後3日で親子分離後人工哺乳を行い、2ヶ月以内の早期離乳を実施した。3ヶ月齢以降は8ヶ月齢まで放牧を行い、子牛の発育状況並びに母親の発情回帰、生産費等について、通常の親子放牧技術と比較検討を行う。、成果:離乳時期については、人工乳700gを3日間摂取又は体重が65kgに達成した段階で離乳を実施。離乳日齢は平均49日齢であった。、3ヶ月齢時点の体重は平均89kgで、1日あたりの増体量は平均0.58で、対照区と比較すると低い結果であった。、(2)放牧牛の飼養管理省力化に向けた繁殖管理技術の確立、計画:膣挿入プロゲステロン・安息香酸エストラジオール配合剤(PRID)の挿入時期を分娩後40日(A群)と50日(B群)に分けて受胎状況等を検討した。、成果:1回の人工授精当りの受胎率は、A群41.4%(12頭/29頭)、B群60.0%(3頭/5頭)とB群が良かったが、平均では50.8%(30頭/59頭)と20年度の成績と比較しても有意な差は認められなかった。、(3)放牧を利用した肥育方式における飼料給与技術の確立、計画:放牧を利用した肥育方式における飼料給与技術を検討する。一般的肥育の濃厚飼料給与量の5割程度(約2t)に削減、また、冬期に牧草の代替としてサイレージ等を利用し、周年放牧体系による肥育技術を確立する。、成果:4月から10月初旬までは、改良草地で放牧し、生草+濃厚飼料を給与。10月中旬から翌年3月までは放牧地において粗飼料を給与し、給与粗飼料別に3試験区(乾草:6頭、飼料イネサイレージ3頭、コーンサイレージ:6頭)を設定し計15頭を肥育した。試験終了時の体重については乾草区:665kg(27.6ヵ月)、飼料イネ区:678kg(25.9ヵ月)、コーン区:656kg(28.3ヵ月)であった。試験期間のDGは乾草区:0.77kg、飼料イネ区:0.60kg、コーン区:0.68kgであった。、
カテゴリ 管理技術 飼育技術 省力化 低コスト 肉牛 繁殖性改善 放牧技術

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