課題名 | (1)熱帯土壌の適正管理技術の開発 |
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課題番号 | 2010015009 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
(独)国際農林水産業研究センター,生産環境領域 |
協力分担関係 |
国際半乾燥熱帯作物研究所 西・中央アフリカセンター |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | ・ プロジェクト実証サイトの4村においてMother-Baby手法を用い、3年間に亘り集約的肥沃度管理技術の普及確度を評価した結果、トウジンビエとササゲの間作、脱穀残渣や家畜糞尿の化学肥料との組み合わせが、農家に最も受け入れられたオプションであった。この結果を解析したところ、農家が受け入れたのは、その技術の有効性が収量で確認でき、かつ投入資材が入手しやすいからであった。これらの技術を用いた場合、作物の地上部をすべて系外に持ち出しても炭素収支はポジティブであった。BCR分析のためには、資材の調達に係る費用と収量や収穫物の販売価格のみでは社会経済的効果が正しく評価できず、労働や運搬のコストもファクターに加える必要があることが判明した。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 コスト ささげ |