| 課題名 | c.地域防災力強化のための農業用施設等の災害予防と減災技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014952 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,構造研究室 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,基礎地盤研究室 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,広域防災研究チーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,土質研究室 |
| 協力分担関係 |
筑波大学 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 1)繰り返し載荷時のフィルダム堤体材料の力学的挙動を精度良く表現する数理モデルと、農業用ダムの挙動観測値に対して、時系列データ分析により長期挙動評価が客観的にできるモニタリング技術を明らかにした。2)電気探査による地盤の亀裂把握に有効な測線配置と地盤改良のための注入剤の浸透特性と実地盤試験により注入剤浸透範囲把握の可能性を明らかにした。3)浅層浸透水の流動を予測する物理モデル(効率的な有限要素法)を用いたシミュレーション結果に基づき、工学的な防災対策と地すべり抑制のための営農管理水準を考慮できるマップ表示手法を考案した。4)農地災害危険度の予測精度を向上させるため、既存の土地利用、栽培状況等のデータベースを整備し、これらのデータと衛星データ等を用いた地震、台風、浸水等の災害別把握手法を明らかにした。5)高潮災害リスクを堤防の性能劣化との関係で指標化するモデルを作成するとともに、外見からの機能診断が困難でデータが少ない海岸堤防の寿命を推定する方法として、カプランメイヤー法による生存時間解析を適用する手法を考案した。6)豪雨による大氾濫災害を例に、都市域を含む低平地域の洪水被害を軽減させるために農業排水施設が果たした役割を明らかにするとともに、石川県加賀三湖地区を対象とした排水モデルの構築により、長期間の実測豪雨や将来の温暖化実験結果から得られた波形を入力して、低平農地排水への温暖化影響評価が可能なことを明らかにした。7)パイプ基礎地盤に土嚢などの異物が存在する場合、均一な地盤条件と比較して、パイプに約3倍の局所的なひずみが発生すること、交通荷重のような70万回の繰返し載荷を受けると、パイプの変形量が大きく増大して、安全性が低下することを明らかにした。8)災害事例について、人的・自然環境などの社会的要因の影響度を明らかにし、再活動型農地地すべりの危険度評価解析技術と分布型光センシング技術による長期監視技術の融合により対策工の効果を評価する予測手法を考案した。また、無線式センサを活用した深部すべり面挙動観測システムを構築し、発生機構を明らかにした。 |
| カテゴリ | センシング データベース モニタリング |