(3)カイコ等昆虫のゲノムリソースの開発と利用

課題名 (3)カイコ等昆虫のゲノムリソースの開発と利用
課題番号 2010014970
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫ゲノム研究・情報解析ユニット
協力分担関係 国立大学法人東京大学
社団法人農林水産先端技術産業振興センター
研究期間 2006-2010
年度 2010
摘要 1.カイコ完全長cDNAライブラリーについては、新たに構築した幼虫の触覚+小腮由来ライブラリーを含む合計21の異なる組織のライブラリーを解析し、約14,500個の完全長cDNAクローンの全配列を決定した。2.統合データベースKAIKObaseについては、完全長cDNAデータベース、ESTデータベースをリンクしたKAIKObase (version3)を構築した。また、世界中のカイコゲノムアノテーション参加者が、Webブラウザを介して所内のアノテーション・サーバに接続しアノテーション作業を進めるためのツールとして、キュレーションシステムを構築し、つくばで開催したカイコゲノムシンポジウム並びにアノテーションワークショップで各国の代表者に提案し承認された。さらに、次期で進める害虫ゲノム研究の基盤として、トビイロウンカ及びコナガのゲノム情報データベースを構築した。3.カイコ全28連鎖群中の164カ所のギャップのうち143箇所において、ギャップを埋めるブリッジBACを見いだしFISH法による確認を行った。また、14個のブリッジBACの塩基配列解析を行い、新たに74個の遺伝子領域を見いだした。4.遺伝子機能解析については、1型カイコ濃核病ウイルス抵抗性遺伝子、着色非休眠卵及び第2白卵について候補遺伝子の解析を進めた。また、中国と協力して進めていた伴性劣性赤蟻ミュータント(sch:ふ化直後の体色が赤褐色になり同時に表皮タンパク質の硬化が抑制され致死に至る)の原因遺伝子がZ性染色体上に座乗するチロシン加水分解酵素(Th)をコードする遺伝子であることを同定し報告した。5.カイコ変異系統の作出について、新たにAyFib-GAL4、3xP3-GAL4、Bmhsp70-GAL4ミューテーターを用いたエンハンサートラップ系統を900系統作出して順次解析を進め、ミューテーターが遺伝子近傍や遺伝子間領域などの様々な位置に挿入していることを確認した。ジーントラップ系統においても新たに約100系統を作出して解析を進め、合計で目標の3,000系統作出を達成した。得られたエンハンサートラップ系統及びジーントラップ系統の情報は、BombxTrapデータベースに格納し公開した。
カテゴリ カイコ 害虫 データベース 抵抗性遺伝子

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる