| 課題名 | キクのエコ生産を実現するLEDを用いた防蛾照明栽培技術の開発 |
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| 課題番号 | 2010015446 |
| 研究機関名 |
広島県 (学)金沢工業大学(研究支援機構) 兵庫県立農林水産技術総合センター (国)千葉大学(大学院園芸学研究科) シャープ(株)電子デバイス事業本部 |
| 研究期間 | 2008-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (1)キクを加害する主要な夜蛾類であるオオタバコガ及びハスモンヨトウの2種を対象とし、黄色LEDを光源に用いて、当該2種の視覚を強く刺激できるパルス光の放射照度及び時間構造を絞り込み、絞り込んだ照明方法によって、成虫の飛翔行動が実際に抑制できることを検証して、持続性の高い防蛾効果を発揮する行動抑制技術を開発した。(2)黄色LEDを用いた終夜照明が輪ギク、小ギク及びスプレーギクの開花と切り花品質に及ぼす影響を検討した。その結果、キクの成長点付近の放射照度が概ね5~50[mW・m-2]の範囲で、いずれのキクにも実用上問題となるような開花遅延を発生させず、なおかつ、切り花品質にも悪影響を与えることなく利用可能なパルス光の点滅パターン(時間構造)を明らかにした。(3)実用ランプ初期モデルの基本仕様を決定し、加えて、当該ランプをパルス駆動できる回路を設計して、初期モデルを製作した。露地圃場での初期モデルの性能検証実験を通じて改善点を抽出し、改良型モデルの設計に反映させた。加えて、商品の信頼性を確保しつつ、入手しやすい商品価格を実現するために、平成21年9月に市場投入され、すでに一般照明用としての実績があるシャープ(株)製LED電球の基本仕様を応用して、改良型モデルを作成した。(4)開発した実用ランプを広島県及び兵庫県の先進的キク経営体に導入して現地実証を行った。その結果、開発技術及びそれを実現する実用ランプの導入により防蛾効果が得られ、連続照明した場合に問題となる開花遅延の発生及び切り花品質の低下はみられないことを明らかにして、開発技術の完成度を高めた。加えて、これまでの成果に基づき、実用ランプの効果的かつ効率的な利用方法をまとめた設置基準を策定した。 |
| カテゴリ | きく 経営管理 栽培技術 |