施設園芸害虫防除のための在来捕食性天敵バンカーの開発

課題名 施設園芸害虫防除のための在来捕食性天敵バンカーの開発
課題番号 2010015450
研究機関名 学校法人近畿大学
高知県
京都府農林水産技術センター
(株)アグリ総研
石原産業(株)中央研究所
(独)農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター
研究期間 2008-2010
年度 2010
摘要 (1)ショクガタマバエ及びキイカブリダニの増殖について研究を実施した。3種の天敵について利用するバンカー植物、バンカー素材、代替寄主を選定し、実用的なバンカー利用法を開発した。(2)ショクガタマバエの増殖については、近畿中国四国農業研究センターが飼育していた系統を分与され、同センターの飼育法に種々の創意改良を加え、低コスト増殖システムを確立した。キイカブリダニの増殖については、高知県農林技術センターと増殖に適した餌アザミウマ種と植物について情報を共有することで、大量増殖技術の開発を円滑に行うことができた。2種の天敵について、商業的な大量増殖技術と製剤化技術が開発した。(3)近畿中国四国農業研究センター、京都府農業総合研究所、高知県農業技術センターと連携し、天敵の分散などのパラメーターを得た。これに加え文献から得られた情報を元にモデルのパラメーターを推定し、モデルを構築した。モデルから天敵の種によって防除効果に差があることが予測され、バンカー植物からの移入密度と防除効果の関係について定量的予測が得られた。(4)ショクガタマバエの小課題については、石原産業で増殖した個体の提供を受けた。またキイカブリダニの課題はアグリ総研と連携して課題を実施した。3種の天敵バンカーの有効性、実用性を実証し、ミヤコカブリダニの課題ではコナダニ類のアレルゲンとしての影響の評価をすることができた。またそれぞれのバンカー利用のための技術マニュアルを作成した。
カテゴリ 害虫 施設園芸 低コスト 防除

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