雪室活用の西洋ナシの追熟制御と日本ナシの長期貯蔵の技術開発

課題名 雪室活用の西洋ナシの追熟制御と日本ナシの長期貯蔵の技術開発
課題番号 2010015455
研究機関名 (国)新潟大学
新潟県農業総合研究所園芸研究センター
(国)山形大学
研究期間 2008-2011
年度 2010
摘要 (1)(1)収穫期を5水準に設定しMAフィルム利用長期貯蔵追熟、予冷追熟(慣行)を組み合わせ、追熟果の品質を調べ、追熟方法に適した収穫期を明らかにし、適期収穫の指標となる収穫時の果実形質、気象データの解析を行う。また、その中で内部褐変果や腐敗果を少なくする条件を明らかにする。低透過性のAフィルム、高透過性のHフィルム、炭酸ガス吸収用のエージレスCを使用した。(2)果実とエージレス(鮮度保持剤)を低酸素透過率のフィルムに包装し、雪室で90日間低温処理し、その後、果実を10℃で追熟させる。低温処理および追熟中の果実の物性、糖度、酸度、渋み、果皮色、水分含量などの変化を1つ1つの果実を非破壊で継続してモニターし、適食時期を確認した。(3)試験は途中であるが、「新高」および「新興」の両品種において、2月中旬まで鮮度保持が可能なフィルム貯蔵法の確立をした。「新高」では、果実を高酸素透過率のフィルム(H-フィルム)で包装後、0~2℃の冷蔵保存によって、果皮の黒変の発症が抑制された。長期貯蔵後のH-フィルム区の果実では、相対果実重、果肉硬度や酸味の低下が認められたが、肉質は良く、さらなる長期貯蔵の可能性が示唆された
カテゴリ 西洋なし 長期保存・貯蔵 内部褐変 日本なし 品種

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