網羅的解析技術を基盤とした高品質農産物・食品素材創出のための農工横断的研究

課題名 網羅的解析技術を基盤とした高品質農産物・食品素材創出のための農工横断的研究
課題番号 2010015598
研究機関名 (国)京都大学
千葉県
(財)かずさディー・エヌ・エー研究所
研究期間 2010-2012
年度 2010
摘要 (1)トマトでは、いくつかのタイプの品種で網羅的成分分析を行い、ミニトマトで機能性成分含量が高い品種を見出した。また、野生種でいくつかの新規成分を検出した。高品質化の手法としては、光質や窒素形態の影響を作型をかえて検討し、分析用のサンプルを得た。(2)本格的な貯蔵実験、調理加工実験に供えて、トマト、ホウレンソウの品種や処理条件の選定を行った。また、これら作物の品質を決定するキー成分の分析法の確立に努めた。概ね分析条件を確立し、一部のサンプルについては、品種間あるいは処理区間において成分に差が生じることを確認した。(3)トマト、ホウレンソウの従来あまり知られていなかった機能性成分(脂肪肝改善作用:脂肪酸誘導体、オキソ脂肪酸およびクロロフィル構成成分、フィトール)の選定と分析条件の検討を行った。(4)トマト、ホウレンソウ、キャベツ、シシトウの成分に関して、超精密質量分析とコンピュータ解析を行った。連携機関である京都大学、千葉県農林総合研究センターから送付されたトマト、シシトウなどの超精密質量分析によって得られたクロマトグラムは、分析サンプル管理ソフトを用いてファイル変換作業を行い、テキストファイルとして出力し、データ処理パイプラインを用いてデータベースMassBase及びKomicMarketの本プロジェクト専用領域に格納した。
カテゴリ 加工 機能性成分 キャベツ ししとう データベース トマト 品種 ほうれんそう ミニトマト

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