次世代キウイフルーツ栽培を担う高機能性台木及び高度利用技術の開発

課題名 次世代キウイフルーツ栽培を担う高機能性台木及び高度利用技術の開発
課題番号 2010015633
研究機関名 愛媛県
香川県農業試験場
(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所
(国)愛媛大学
(国)香川大学
越智今治農業協同組合(JAおちいまばり)
研究期間 2010-2013
年度 2010
摘要 (1)「根腐病抵抗性」では精度の高い検出技術、定量技術が確立し、A. rufa組織では菌糸進展が小さい。「耐湿性」では、両種間に明らかな差はみられなかったがA. rufaが劣る傾向はみられなかった。(2)A. rufa台木を安定的に普及していくために必要な栽培生理的情報として、「幼木における生育評価」では、生育を阻害するような土壌条件を探索したが、悪影響はみられないことが分かり、土質により生育差があることも分かりつつある。(3)「改植園における高機能性台木の検証」においては、A. deliciosa台‘ヘイワード’は枯死または衰弱したのに対し、A. rufa台‘ヘイワード’は旺盛な伸長が認められ、当初からA. rufa台木の優位性が明らかになり、園主、地元キウイフルーツ農家への展示効果も高い。「無結実期間短縮技術」では、既存樹の一部樹冠を伐採したが、大きな収量的ダメージはなく、補植樹の生育も良好であることから、今年度の目標を十分達成していると判断される。
カテゴリ 改植 キウイフルーツ 機能性 台木 耐湿性 抵抗性 根腐病

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