課題名 |
周年飼料生産を行うための飼料用大麦品種の育成(暖地向け飼料用大麦品種の育成) |
課題番号 |
2010015687 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター
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研究期間 |
2010-2014 |
年度 |
2010 |
摘要 |
生産力検定本試験及び予備試験供試系統の中から、立毛評価や穂数などから選抜した系統の黄熟期全乾物重を調査したところ、子実重は穂数・千粒重・ハーベストインデックスと有意な相関があるが、全乾物重は穂数以外では相関が見られなかったことから、全乾物が多収の系統の選抜には、穂数による選抜が有効と考えられた。また縞萎縮病やうどんこ病に複合抵抗性を示す系統の乾物収量を調査し、ホールクロップやサイレージ用として有望と考えられる17系統を選抜した。さらに、全乾物重は高くないが、子実収量が安定して高い羽系B0630を選抜した。選抜系統の最高収量は多肥栽培で1470kg/10aの乾物収量であった。乾物収量が高く裸性の羽系B0869,0878,0879は、皮性系統に比べかび毒蓄積性が明らかに低く飼料用として有望と考えられた。
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カテゴリ |
萎縮病
うどんこ病
大麦
飼料用作物
抵抗性
品種
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