課題名 | Cm5500 カンショのエタノール生産を核とした資源循環システムの策定・評価 |
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課題番号 | 2010016320 |
研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究期間 | 2007-2011 |
年度 | 2010 |
摘要 | エタノール用カンショ生産を導入できる経営モデルとエタノール生産を核とした地域資源循環システム(プロトタイプ)を策定するため,実施調査,線形計画法等により研究を進めた。その結果,高単収直播品種,大型畝に対応した直播機・収穫機等の開発を前提にすると,2万円/10a程度の収入確保が条件となり,副産物収入または約5円/kgの補助が必要であることが明らかになった。また,新技術の省力効果により経営可能面積は3-5割程度増加し,耕作放棄地の再利用の可能性が示唆された。さらに,エタノール用カンショ20,000t/年・13.1円/kg,エタノール3,333KL/年・140円/L,全副産物の商品化を前提としてエタノール生産を導入すると鹿児島県内の生産額は12.4億円程度増加すると推計した。 |
カテゴリ | かんしょ 経営管理 経営モデル 収穫機 品種 |