課題名 | 食品における高信頼性原料品種識別・構成比分析技術の開発 |
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課題番号 | 2010016684 |
研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 岡山大学 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | 1) インゲン品種識別レトロトランスポゾンマーカーの開発ゲノム挿入部位の品種間多型、ゲノム中のコピー数、複製配列間の配列多様性などの情報が十分に得られていたサツマイモの活動型レトロトランスポゾンRtsp-1について、次世代シーケンサ(Illumina社Genetic Analyzer IIx)により、挿入部位の塩基配列をゲノム網羅的に決定する方法を開発した。この方法を応用して、インゲンの品種間で挿入多型を示すレトロトランスポゾンTpv2について、北海道立中央農業試験場が準備したインゲン71品種に、その他のインゲン11品種とササゲ属の10品種を加えた合計92品種について、次世代シーケンサでTpv2の挿入部位(Tpv2の末端部とそれにつながるゲノム部位)の塩基配列を決定することとした。2) インゲンの種(Species)固有マーカーの開発トランスポゾンディスプレーにより,レトロトランスポゾンTpv2について、供試したインゲンの品種に共通する挿入部位を同定してクローニングした。そのような挿入部位をターゲットとするPCRにより、インゲン81品種と近縁な豆類13品種を対象として、インゲン種における挿入部位の固有性を調査した。3) 茶の品種識別性に優れたレトロトランスポゾン配列の同定今年度は、既存のチャ品種識別用CAPSマーカーでターゲットとしている領域について、国内での栽培面積の大きな主要品種の塩基配列を比較し、SNPの検索を行った。 |
カテゴリ | ささげ 茶 品種 分析技術 |