暖地二毛作地帯における水田輪作技術の体系化と現地実証

課題名 暖地二毛作地帯における水田輪作技術の体系化と現地実証
課題番号 2009012885
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 a)稲・麦・大豆の2年4作水田輪作体系におけるコスト半減を目標に、佐賀県上峰町で現地実証試験を実施した。鉄コーティング種子をショットガン直播機で播種した結果、作業能率1.13h/ha、全刈収量561kg/10aを得た。6/6播種の施肥試験では施肥成分の見直しを行うことで低コスト化が可能であることが示唆された。表層散播法の小麦は粗収量で530kg/10aを超える地点が認められたことから多収の可能性が示唆された。水路の岸壁に忌避材を塗布することによりスクミリンゴガイの産卵を抑制できたことからメーカーと市販化に向けて協議している。暖地2年4作の新技術体系が現在必要とする生産費をプロジェクト開始時に目標とした生産費で割ると上峰では0.89となり、新技術体系は目標を超過する生産費の低減効果を示した。b) 鉄コーティング種子の土壌表面播種条件では、ベストパートナー1キロ粒剤(有効成分:ピリミスルファン)が最も薬害が軽微であった。
カテゴリ コスト 市販化 水田 スクミリンゴガイ 施肥 大豆 低コスト 二毛作 播種 輪作 輪作体系

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