スイカ、ホウレンソウ輪作体系におけるカラシナ、ブロッコリー等収穫残渣の鋤き込みによる土壌病害防除効果の検証

課題名 スイカ、ホウレンソウ輪作体系におけるカラシナ、ブロッコリー等収穫残渣の鋤き込みによる土壌病害防除効果の検証
課題番号 2009012994
研究機関名 (独)農研機構
鳥取県農林総合研究所
研究期間 2009-2013
年度 2009
摘要  「最適処理条件の解明(室内試験)」においては、室内試験におけるカラシナ混和湛水処理では、35℃条件の5~10kg/m2処理で処理14日後以降にフザリウム属菌が検出限界以下となり、30℃条件の10kg/m2処理で処理21日後に検出限界以下となることが明らかとなった。室内試験におけるブロッコリー残さ混和湛水処理では、35℃条件のいずれの処理量でも処理21日後にフザリウム属菌が検出限界以下となり、30℃条件の10kg/m2処理で処理21日後に検出限界以下となることが明らかとなった。 カラシナ及びブロッコリー残さ鋤き込みによる生物的土壌くん蒸処理で、ホウレンソウ萎凋病に対する防除効果が認められ、最適処理条件は地温35℃以上で14日間以上であることが明らかとなった。 「最適処理条件の解明(ほ場試験)」においては、ほ場試験における土壌くん蒸処理期間中の地温の推移を調査した結果、いずれの処理区もほぼ同様の温度推移を示し、30~50℃の地温を保った。また、土壌酸化還元電位の推移を調査した結果、最も還元化が進んだのがブロッコリー残さ鋤き込み5kg/m2区であり、カラシナ鋤き込み2kg/m2及び土壌還元消毒区もほぼ同程度の還元状態となることを確認できた。
カテゴリ からしな すいか 土壌くん蒸 ブロッコリー 防除 ほうれんそう 輪作体系

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる