ブタの脂肪酸組成等を決定するQTLの解明

課題名 ブタの脂肪酸組成等を決定するQTLの解明
課題番号 2009013163
研究機関名 独立行政法人農業生物資源研究所
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター
徳島県立農林水産総合技術支援センター
研究期間 2007-2011
年度 2009
摘要 第15染色体(SSC15)の脂肪酸組成QTL近傍領域に組み換えを有する雄3頭を、のべ17頭の大ヨークシャー種雌に交配して、現在までに136頭の産子を育成し、75頭について肉質形質調査を終了した。マーカーアシスト導入によりSSC6(肉色)およびSSC15(pH)のイノシシアリルの固定化を図る戻し交配家系では、得られた187頭の産子についてDNAマーカーのタイピング結果から繁殖豚を選抜した。SSC2の脂肪酸組成QTL領域に組み換えのある戻し交配(BC)雄4頭をデュロック種雌に交配し、のべ22腹より119頭の産子が得られた。このうちBC4世代の89頭については、90kgで屠殺し形質調査が終了した。SSC6の肉色QTLの候補遺伝子NUDT7(ヘム合成系の基質を加水分解)の機能解析を行い、ラットL6筋芽細胞においてはNUDT7の発現によりヘムの蓄積が阻害されることが示された。これはイノシシの方がNUDT7の発現が少なく、ヘムが多く、肉色が赤いことと一致する。SSC4の一日平均増体量(ADG)QTL領域(~30cM、~40Mb)に、ブタゲノムドラフト配列を利用して新規マイクロサテライトマーカーを開発し、多型を有する49個のマイクロサテライトマーカーを用いてハプロタイプ解析を行い、約10cM(~20Mb)の領域にまで候補領域を絞り込むことができた。また新たに種雄豚7頭に由来する101頭(3~30頭/種雄豚)の産子について増体データを収集し、DNAサンプルの解析により種雄豚のハプロタイプを決定した。
カテゴリ DNAマーカー 繁殖性改善 豚

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