課題名 | 加工・業務用途に適した大球タマネギ品種の育成 |
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課題番号 | 2009013340 |
研究機関名 |
(独)農研機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2009 |
摘要 | 低コストで省力的なタマネギ生産技術を確立するために、総収量が800 kg/a以上となる品種の育成を目的に試交系統の特性検定を道内4ヶ所で行った。北見農試との共同育成系統のKTX系統は、いずれも縦径が長く、球形指数が100から110程度の卵形を示す系統であり、球形指数が80程度の現行青果用品種より一次加工歩留まりが良いと考えられた。訓子府町、富良野市、芽室町においても同様の傾向であり、加えてKTX系統の中でも雌親に「CA153」を使った場合は、「CA147」を使った場合よりも若干早生化する傾向が認められた。前年度選抜した「TX0805」および「TX0806」は、多収性は確認されたことから、製品化に向け可食部の着色が製品仕上がりに及ぼす影響を、実需と協力して検討していくこととした。 |
カテゴリ | 加工 多収性 たまねぎ 低コスト 品種 |