生産環境等からの病原指標菌の高感度検出法の開発及び動態解明

課題名 生産環境等からの病原指標菌の高感度検出法の開発及び動態解明
課題番号 2009014121
研究機関名 佐賀大学
宮崎県(総合農業試験場所)
大阪大学
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
(株)中央電機計器製作所
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)堆肥・土壌中の食中毒菌(または指標菌)を高感度かつ迅速簡便に検出定量する新規手法を開発した。難培養状態の菌でも検出可能なマイクロコロニーFluorescence in situ hybridization (μC-FISH)法と自動定量装置とを併用し、102~108cells/g乾物(乾土)の広範囲な菌濃度で、大腸菌、大腸菌O157、サルモネラ、及び腸球菌を自動定量するシステムの開発に成功した。(2)病原微生物の作物内部への侵入の可否とその条件因子を、大腸菌やサルモネラを用いた水耕・土耕栽培及び根圏モデル系により明らかにした。水耕栽培では極端に高濃度の菌濃度の場合、大腸菌が植物体内部に侵入することを実証した。一方、土耕栽培では、難侵入性である結果を得た。水耕液中の大腸菌の生残性は極めて悪く、原生動物による補食作用と、植物根から分泌されるポリフェノール系の殺菌性物質が原因であることを解明した。(3)確立した高感度自動定量法(μC-FISH法)を用いて、一般流通堆肥計42点の微生物汚染調査を行うとともに、従来の培養法(希釈平板法、最確値法、増菌培養法)との比較により、新規手法の有効性を検証した。(4)本研究の成果に基づき、最終年度に「堆肥製造及び水耕・土耕栽培における衛生管理マニュアル」をまとめ、関係各方面に配布するとともに、成果発表会を開催して、成果の普及をはかった。
カテゴリ 水耕栽培

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