ブドウ園の葉面積と日射モニタリングによるかん水制御技術の開発

課題名 ブドウ園の葉面積と日射モニタリングによるかん水制御技術の開発
課題番号 2009014135
研究機関名 島根県
山口大学
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
キョーワガス産業(株)
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)1月上旬加温開始の早期加温水気耕及びポット栽培「デラウェア」を用いてLAI及び気象要因と水分消費量の関係を解明した結果、どちらの作型とも水分消費量はLAI及び日射量と相関が高かった。また、LAIと水分消費割合の関係と日射量と水分消費量の関係を組み合わせることにより、リーフソーラー点滴かん水装置の生育時期別かん水量決定係数を求めた。(2)LAIの計測にスマートフォンを選定し、高精度のLAI推定値が得られる撮影方法、解析方法を確立した。さらに、樹体の水分率を評価するために枝体積含水率計測装置の実用化を進めた。これらのデータを有効利用するためにリーフソーラー点滴かん水装置を改良しながら開発した。(3)高品質多収かん水方法として、展葉から満開後20日位までは、日同量で多めのかん水を行い、早期に新梢を伸長させて高生産のできるLAIに高める。満開後20日頃から成熟期は、かん水量決定数式:かん水量(t/日)=(0.19×日積算日射量MJ/m2)×(0.39×LAI+0.16)×樹冠面積m2×補正係数でかん水を行い、葉面積が余り拡大せずに、高品質果実が生産できるように施用する。
カテゴリ ぶどう モニタリング

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