新微生物機能によるナス科果菜のネコブセンチュウ防除技術の開発

課題名 新微生物機能によるナス科果菜のネコブセンチュウ防除技術の開発
課題番号 2009014164
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
三重県
広島県(総合技術研究所)
出光興産(株)(アグリバイオ事業部)
研究期間 2008-2011
年度 2009
摘要 (1)非病原性フザリウム菌(NPF)は茎の低い位置より高い位置に接種した場合に線虫被害を抑制した。NPFの植物地上部接種による線虫抑制技術を特許出願した(特願2009-201705)。誘導抵抗性関連物質の内、ネコブセンチュウ抑制にはジャスモン酸の寄与が大きいことを明らかにし、ジャスモン酸経路の線虫抑制に相関する遺伝子群を解明した。ウイルスとNPFの単独接種トマトにジャスモン酸、サリチル酸、エチレン関連遺伝子群の発現を認めたが、共接種によりエチレンにより誘導される遺伝子群の発現が特異的に上昇することを発見し、「新微生物機能=共振現象」の機作解明が前進した。トウガラシ微斑ウイルス(MMMoV)のネコブセンチュウ抑制効果が高いことが示された。(2)ポット試験により茎処理でネコブセンチュウの根こぶ形成を軽減するトリコデルマ属菌を選抜した。弱毒ToMV-L11A237と選抜したフザリウム4菌株後接種の組合せポット検定を行い、2菌株で有効な結果を得た。これらのフザリウム2菌株は前接種条件でMMMoVと組合せた場合も有効な結果が得られた。MMMoVと選抜フザリウム菌株後接種の組合せポット検定を実施し、F13菌株より優れた効果がMFP3菌株及びそのnit変異株において得られたが、接触型粒剤の殺線虫剤処理と比べると劣った。(3)年度試験開始にむけて、10月下旬に鯉渕学園の汚染圃場のネコブセンチュウ密度を調査し、甘藷を栽培して線虫の増殖を図った。22年度実施予定を前倒しし、本年度秋よりMMMoV、ToMV-L11A237 とフザリウム菌の組合せによる根こぶ抑制効果の圃場検定試験を実施し、無処理と比較して効果を確認した。MMMoV と非病原性フザリウム三重株の組み合わせた場内圃場検定試験で線虫被害の抑制効果が示唆された。また、予備的に生産者に対するアンケートを実施した。
カテゴリ 抵抗性 とうがらし トマト なす 防除

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる