自然冷熱を活用した貯蔵農産物のブランド化と貯蔵システムの開発

課題名 自然冷熱を活用した貯蔵農産物のブランド化と貯蔵システムの開発
課題番号 2009014179
研究機関名 (国)帯広畜産大学
(国)北海道大学(大学院農学研究院)
日本データーサービス(株)
(株)ズコーシャ
NPO法人北海道雪氷利用プロジェクト
NPO法人雪氷環境プロジェクト
研究期間 2008-2010
年度 2009
摘要 (1)「地域に対応した自然冷熱(雪・氷・凍土)を活用した貯蔵システム」を低コストかつ効率的な貯蔵システムを実際に構築、または実験を開始し、それらのシステムで各種計測および、計測結果等の検討を行った。それらの結果から、システムは良好な性能を発揮して今後効率向上を目指すために改善が必要な箇所や、理想的な貯蔵環境継続のためにシステム改良が必要な箇所などが判明した。また、これらシステムの性能評価のために必要な計測項目が明確になり、統一的な計測手法の確立も必要であることが判明した。(2)雪山や凍土を冷熱源として、穀類豆類イモ類の高品質貯蔵が可能であることが明らかとなった。最適貯蔵条件が異なる穀類豆類と青果物類(イモ類)に対して、適切な冷熱供給システムを選択することにより、いずれの貯蔵も可能であることが示唆された。(3)自然冷熱(雪・氷・凍土)を活用した貯蔵システムを広く普及するためには、課題となっている貯蔵システムの低コスト化を実現することが欠かせない。そのため、実際に稼働している貯蔵システムのコスト把握をするとともに、貯雪(氷)庫等の施設を建設しないで雪山そのものを活用することで、低コスト化が図れるかについて検討を行った。(4)農産物等の付加価値向上や地域ブランド化、輸出展開の方策等を検討し、それらを実現するための留意点等について整理を行った。(5)自然冷熱(雪・氷・凍土)を活用した大規模貯蔵システムの実現に向けて、ガイドラインを策定するための手法をハード・ソフトの両面から整理するとともに、効果的な啓発・PR活動の実施や実用化に向けての可能性と課題を検討した。
カテゴリ コスト 地域ブランド 低コスト 輸出

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