施設土壌病害の早期再発防止技術の開発

課題名 施設土壌病害の早期再発防止技術の開発
課題番号 2009014192
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
香川県農業試験場
アグリテクノ矢崎(株)
研究期間 2008-2009
年度 2009
摘要 (1)土壌消毒効果は乗用管理機の踏圧により低下するが、メチルイソチオシアネート・D-D油剤1.8mlを20cm間隔、深さ16cmに注入すれば、深さ29cmまでの罹病根を消毒できること、九州での土壌消毒適期は5~9月であることを明らかにした。また、20年度に3条型試作機、21年度に5条型試作機の問題点を明らかにして、土壌消毒機の開発を促進した。(2)カーネーション萎凋病をメチルイソチオシアネート・D-D油剤で防除するための注入量や温度条件などの土壌消毒条件を解明し、3条歩行型試作機を用いた圃場試験で同剤の防除効果を実証した。また、土壌消毒を補完するため、堆肥、ナタネ粕、微生物資材を混和し、供試した微生物資材に発病遅延効果があることを明らかにした。(3)メチルイソチオシアネート・D-D油剤はクロルピクリン剤では消毒できない罹病根を消毒できる。また、消毒時に踏圧するハウス両端部の消毒効果が低かった。このため乗用管理機と小型管理機で牽引するモーター駆動5条型と3条歩行型の土壌消毒機の開発を目指し、吐出精度の高いモーター駆動5条型を開発した。
カテゴリ カーネーション 土壌消毒 なたね 防除

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