課題名 | クリーンな産地維持に向けたカンキツグリーニング病の再侵入・定着阻止技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 2009014296 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構(果樹研究所) 鹿児島県(農業開発総合センター) 沖縄県(農業研究センター) (国)鹿児島大学(農学部) |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2009 |
摘要 | (1)産地周辺の山野や住宅地のゲッキツやカンキツにおけるキジラミ個体数の調査手法を2種類、寄主植物に関する条件を1種類を選定した。(2)定量PCRにより、罹病シークワーシャー葉における部位間の菌濃度の差異を確認した。また、新梢部の菌濃度の推移は緩やかな一山型だったのに対し、そこで吸汁・発育した成虫体内の菌濃度は、4月上旬を境に1000倍増加するという結果を得た。タンカンにおいては2009年中に感染が確認されず、定量PCRによる菌濃度の推移は確認できなかった。しかし、罹病した在来品種でも定量PCRが適用可能であり、また、枝ごとに菌濃度に差があることを明らかにした。(3)Arabidopsis 44Kを用いたマイクロアレイ解析により、シークワーシャー及びラフレモンの遺伝子群をスクリーニングした。選定した15遺伝子のうち10遺伝子について、マイクロアレイ解析と同様にヒットする遺伝子を見出し、それらに対応するシークワーシャーの配列情報を得た。 |
カテゴリ | くり たんかん 品種 レモン その他のかんきつ |