課題名 | 1224 ソルガム等イネ科作物の茎葉部分成分の解析 |
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課題番号 | 2009017341 |
研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究期間 | 2007-2011 |
年度 | 2009 |
摘要 | イネ、ソルガム、サトウキビ等イネ科作物のエタノールの生産効率(糖化効率)に関わる炭素成分の変異、イネの生育ステージ、栽培条件や収穫後処理による成分の変動を明らかにすることを目的として、細胞壁成分(SS)(ヘミセルロース、セルロース、リグニン)および非構造性炭水化物(NSC)(可溶性糖、デンプン)、SS内分配割合には幅広い作物間、品種内変異があった。イネでは、出穂期の集積量、登熟期の減少量、再蓄積量が異なることで成熟期のNSC量に変異があり、その後圃場に立毛放置しても茎部NSC量は減少しなかった。また多窒素施肥は、乾物生産量や茎部NSC量を高め、NSC収量を向上させた。併せて収穫後に風乾処理を行うと、主にデンプンが減少するが減少程度には品種間差異があることを示した。 |
カテゴリ | 栽培条件 さとうきび 施肥 ソルガム 品種 |