| 課題名 | 農用地の生産機能の強化技術及び保全管理技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011017619 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,農地基盤工学 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,草地管理 |
| 協力分担関係 |
(財)農村開発企画委員会 東京農工大学 三重大学 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 農地からの環境負荷削減技術及び農地の排水性向上技術に関しては、a)土層模型を用いた室内実験により、土層の地下水位を高く保つと還元層が形成されて脱窒反応が生じ、土層下端からの硝酸態窒素排出量が抑制されることを確認した。b)圃場におけるハクサンハタザオの浄化試験結果から、4作の栽培により約6割の土壌カドミウムが除去され、開発した推定手法によりカドミウム含有量の変化量が予測可能であることを明らかにした。 耕作放棄地を草地として有効利用する技術及び物質循環機能に基づいた草地の保全管理技術に関しては、a)移動放牧を実施している棚田圃場の法面(3箇所:長さが約85~100m 、法面長3~4m)の植生調査から、調査法面の全草量から推定した牧養力は46.6頭・日となり、法面の植生を利用することで一定期間の放牧を延長できる可能性を示した。b)草地への堆肥の連用により、牧草収量を維持したまま、化学肥料由来の窒素、リン酸及びカリウム施用量を削減でき、温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)排出を抑制できることを明らかにした。c)シバ草地での多点測定が可能なライジングプレートメーター(草量計)の測定値からシバ草地の生存部総量と全体草量を求める校正モデルを開発し、これらの量が省力的に測定できることを明らかにした。 耕作放棄地再生手法に関しては、a)中山間地におけるオオムギ生産の調査より、所得、労働時間及び作業時期の観点から、不作付地または耕作放棄地における小規模のオオムギ生産は十分可能であることを明らかにした。b)耕作放棄地を障害者の農作業訓練の場として活用することにより、最大2,400m2の耕作放棄地を再生でき、農福連携の有効性を明らかにした。 |
| カテゴリ | 肥料 大麦 カリウム施用 管理技術 中山間地域 排水性 |