新たな農業生産システムの構築に資するIT・ロボット技術等の基盤的技術の開発

課題名 新たな農業生産システムの構築に資するIT・ロボット技術等の基盤的技術の開発
課題番号 2011017625
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,生研センター,基礎技術研究部
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 直進作業支援システムでは、より幅広い作業や土質への適用性拡大やシステムの操作性向上に向け、単眼カメラの画像処理手法及びソフトウェアを開発し、画像上で濃淡の小さい土質においても地表面の凹凸形状の検出を可能とした 。完全ロボット化システムを構成するロボットトラクター技術等では、ロボットトラクターの従来の制御システムに対し、標準化された通信制御インターフェースと航法システムを適用し、制御機能を拡充した 。イチゴパック詰めロボットでは、自動で収穫箱から果実を取り出し、画像処理により大きさ別に階級判別し、吸着ハンドにより専用の通い容器と平詰めソフトパックに約7秒/果で向きを揃えて並べる自動選別パック詰め装置を開発した。また、開発したパック詰め技術の実用化を目指し、イチゴパッケージセンターで使用されるパンに載せられて搬送された果実6果を8.5秒で平詰めソフトパックに並べて置く試作1号機を設計、製作した。静電防除ロボットでは、試作機による生育ステージの異なる植物体への噴霧試験を行い、静電防除にエアアシストを行うことにより、帯電を持続したまま対象物へ到達可能な試作機を開発した。イチゴの高密植移動栽培装置では、複数品種について実証試験を行い、移動密植栽培の収量は6.4~8.3t/10aと慣行高設栽培の2倍程度の収量が得られ、農薬の無人散布も可能で、葉の表裏とも良好な付着結果が得られた。また、移動式イチゴ収穫ロボットの収穫成功率(赤熟果実に対する採果成功果の割合)は52.6%で、採果処理時間は6.3s/果であった。定置式イチゴ収穫ロボットの予備試験では収穫成功率は6月下旬で65.0%、11月下旬で48.5%であり、1号機を設計試作した。
カテゴリ 病害虫 いちご 画像処理 通信制御 農薬 品種 防除 ロボット ロボットトラクタ

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