| 課題名 |
ウイロイド及びウイルスに感染したキク親株の効率的な更新技術の開発 |
| 研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所
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| 研究分担 |
バイオテクノロジー開発部
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| 研究期間 |
新H22~H24 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的: 生産現場から要望のあるキクの主要品種について,ウイロイド及びウイルスの発生実態を把握すると共に,効率的な除去(濃度低減)技術を開発するほか,除去後の生産年限を明らかにし,高品質生産の一助とする。 成果: (1)キクにおいて, RT-PCR法およびNested-RT-PCR法によって,CSVd,CChMVd,CVBが潜在的に感染している個体が多く存在していることが明らかになった。 (2)県内で初確認したキク茎えそウイルスの由来はそれぞれ異なると考えられ,発生ほ場周辺から採集したミズナ,ツユクサ,ハキダメギク,ヒメイヌビエ,メヒシバ,シロザ,スズメノカタビラ,ノボロギク,イヌガラシ,ハコベ,ノゲシからRT-PCRでCSNVを検出した。 (3)キクのウイロイド感染株から無病苗を育成するため,宮城県オリジナルキク品種及び県内主要小ギク品種の葉片培養における再分化に適した植物ホルモン組成,MS濃度及び葉位について検討したところ,植物ホルモンが再分化に及ぼす影響は品種により異なった。1/1MS区は,1/2MSより僅かながら再分化率が高く(「赤魚」),葉位による影響は,一定の傾向が認められなかった。 (4)葉片培養の確立しているキク品種「新馬」にCSVd及びCChMVdを重複感染させて供試とし,培養中の低温及び薬剤処理がウイロイド低減に及ぼす効果を検討したところ,5℃で4か月低温処理後に,10℃で脇芽培養すると,CSVdはRT-PCR法ですべての個体から検出されたが,CChMVdは検定個体数の18~58%で,高感度検出法であるnested-PCR法でも検出されなかった。
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| カテゴリ |
馬
きく
品種
みずな
薬剤
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