新資材,生育調整剤及び雑草防除に関する試験

課題名 新資材,生育調整剤及び雑草防除に関する試験
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 水田利用部
研究期間 H22
年度 2010
摘要 目的:新たに開発された資材,生育調節剤及び除草剤等の効果や副次的影響等を検討し,その実用性を 判定する。 成果:1)雑草防除に関する試験 a 水田雑草管理技術:水稲移植及び直播栽培の雑草防除(適用性試験)では、除草剤40剤92処理の適用性を試験し40剤80処理について実用性あり・有望と判定した 水稲刈り跡・畦畔の雑草防除(適用性試験)については、グリホサートカリウム塩48%液剤の秋季畦畔処理により翌春の除草管理を省略することができ、6月上旬まで広範囲の草種において植生量を抑制する効果が認められた。 b 畑雑草管理技術:麦適用性試験については、HPW-105乳剤は、対象のトレファノサイド乳剤と比較し除草効果は高い。薬害は確認されず、小麦収量への影響もみられない。200~400mlで1年生雑草に対して実用化可能と判断した。大豆適用性試験については、大豆出芽前全面処理、生育期雑草塗布処理、成熟期全面茎葉処理について検討し、共試した除草剤の効果は高く,収量に影響する薬害は認められなかった。 2)水稲鉄コーティング直播栽培の実証:鉄表面散播は他の区に比べて,種子が表面にあることから苗立率はすこぶる高くなった。しかしながら,鉄表面散播は全面倒伏しており,登熟歩合が低下し収量もやや少なくなる傾向にあった。原因としては,分げつ期の茎数が過繁茂傾向にあったことが考えられた。直播専用肥料では比較的茎数の増加が少なく,最終的穂数もやや少ない傾向にあった。他の肥料に比べ,直播専用肥料は各播種方法とも千粒重が高く,精玄米重が高い傾向であり,整粒歩合も高い傾向にあった。緩効性肥料分が多いことで,無効茎の増加が抑 えられ,収量増,品質高につながったと考えられた。 3)疎植栽培における有機質一発肥料の実証: 5/6移植におけるアミノ60,80の収量は,塩加燐安284などの速効+追肥体系に比べると低く,既存の有機一発肥料とは同等であった。5/21移植のアミノ60,80の収量は,速効+追肥体系及び既存の有機一発肥料に比べるといずれも低い傾向にあった。
カテゴリ 肥料 病害虫 管理技術 雑草 直播栽培 除草 除草剤 水田 大豆 播種

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