| 課題名 |
水稲種子における割れ籾発生の品種間差と発生抑制対策 |
| 研究機関名 |
宮城県古川農業試験場
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| 研究分担 |
水田利用部
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| 研究期間 |
継H21~23 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的:水稲種子生産における「割籾」は,品種による発生の差が大きく,一部の品種では毎年のように発生が見られる。割れ籾は農産物検査においては被害粒(上限が0.5%)に分類され,奨励品種の中には合格種子を生産するのが困難な品種もある。また,実用面でも,近年普及してきている温湯消毒により発芽率が6割程度まで低下する(普及に移す技術第79号)ことが示されており,安定的な品質を求められる種子生産において課題となっている。割籾の発生抑制の対策としては,窒素追肥による水稲種子の割籾発生抑制効果(普及に移す技術第61号)があるが,冷害年における限定的な結果であること,当時の供試品種(ササミノリ,チヨホナミ)がすでに奨励品種を廃止されてしまっていることから,現在の奨励品種における対策が求められている。 成果:現地試験では,積算気温が380℃程度から割籾の発生がみられ始め,900℃付近になるといずれの区も高い割籾率となった。慣行と晩期を比較すると,晩期での割籾の発生の立ち上がりは慣行より早まっていた。千粒重の推移では慣行及び晩期ともに割籾の千粒重の立ち上がりは高くなっているが,900℃付近から千粒重に差がなくなっている。慣行と晩期では晩期割籾の立ち上がりが早かった。 場内試験では,積算気温が380℃程度から割籾の発生がみられ始め,慣行では1,000℃付近で割籾の発生が高くなった。晩期での割れ籾の発生は緩慢であり,1,000℃を越えると割籾率はやや高くなったが低い推移となった。千粒重の推移では,慣行及び晩期ともに割れ籾の千粒重の立ち上がりは高く,慣行割れ籾の千粒重は高くなっている。1,100℃になると慣行及び晩期の割れ籾及び普通籾の千粒重は同程度となった。
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| カテゴリ |
温湯消毒
水稲
凍害
品種
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