| 課題名 |
履歴水温制御による水稲の冷害軽減技術の開発 |
| 研究機関名 |
宮城県古川農業試験場
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| 研究分担 |
水田利用部
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| 研究期間 |
継H21~23 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的:近年,地球温暖化が進行する中,北日本の水稲栽培は依然として夏季の異常低温を原因とした冷害により制限され続けている。既存の研究は異常低温が襲来した際に対応する“守り”の技術に重きを置くが,本研究では水稲栽培の履歴,すなわち異常低温への感受性の生育時期以前の水温(=履歴水温)を制御する“攻め”の技術確立を目的とする。このことは頑強な植物体を育成し,地球 温暖化に伴う気象変動下でも,冷害被害を最小限に抑える新たな技術と考えられる。本県においては,北海道,東北の連絡試験において,同一方法でポット栽培した水稲を東北農業研究センターへ提供する。一カ所に集められた水稲(ポット)は,減数分裂期に共通の低温条件に遭遇させ,栽培履歴による障害不稔の発生の違いを把握する。また,幼穂形成期3週間前からの水温が,障害不稔に影響することから,その時期から水管理(慣行,深水管理)を変えて,障害不稔への影響を検証する。最終年次には,2年間で得られた履歴管理技術を,北海道,東北の各試験場で現地実証し,冷害軽減の検証を行う。 成果:履歴期間の13cmの深水管理により,期間中の平均地温(1cm深)は水深0cmの落水管理に比べ1.3℃上昇した。冷水プールでの不稔誘導の結果は,異常高温の影響か全体的に不稔歩合が低く(19.0℃処理ササニシキで不稔歩合14%程度),水深処理による不稔歩合の低減も認められなかった。圃場試験では各品種で総籾数の減少と整粒歩合の向上が認められた。
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| カテゴリ |
管理技術
水稲
凍害
品種
水管理
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