主要農作物高位安定生産要因解析(作況試験)

課題名 主要農作物高位安定生産要因解析(作況試験)
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 水田利用部
研究期間 継S63~
年度 2010
摘要 目的:水稲・大豆・麦の主要品種について,毎年同様な栽培方法を行い,定期的に生育調査や栄養診断を行い,作物の生育状況を把握し栽培管理指針のための基礎資料とする。 成果:1)水稲作況試験  5/10移植「ひとめぼれ」の出穂期は8月3日(平年差6日早い),成熟期は9月13日(平年差11日早い)であった。しかしながら,成熟期前の9月6日,大崎西部地区に局地的に降雹と強風が発生し,脱粒や穂折れによる減収,上位葉の破れ、倒伏等が発生した。収量は51.9kg/a(平年比83%)であったが降雹被害により参考値とする。 2)大豆作況試験  標播、晩播ともに、分枝は少なかったが、有効莢数は平年に比べ多く、百粒重は著しく小さい傾向であった。その結果、平年の8~9割程度の低収となった。また、外観品質は、粒揃い、裂皮粒等により平年より劣った。なお、特殊要因として子実肥大期にあたる9月6日に降雹被害があった。 3)麦類生育調査  暖冬による栄養成長期間の短縮等で生育ステージは早まり、最終的な生育量は小さくなったが、補償作用により一穂当たり整粒数が増加し、収量は概ね平年並みとなった。また、5月上~中旬の降雨日数が少なかったため、赤かび病の発生は少なかった。
カテゴリ 栄養診断 栽培技術 水稲 大豆 品種

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