課題名 |
土地利用型作物の生産振興を支援する新たな大豆栽培体系の確立 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター
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研究分担 |
土地利用型作物部
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研究期間 |
新22~24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
大豆の生産性向上を図るため、飼料米-大豆輪作体系や有機物施用と深層施肥による地力増強、難防除雑草の抑制技術の確立、新品種を組み入れた新作付体系の構築を行う。 尿素の深層施肥は、地上部の窒素吸収量が多く、最大繁茂期における葉の窒素含有率を高く維持できるため、大豆の収量向上と収益性の向上に効果が高い。また、緑肥小麦の施用は、土壌含水比を低くし、砕土率を高める効果がある。 緑肥小麦と深層施肥の組み合わせにより大豆の生育は旺盛になるが、本年のように高温が続くような夏期の気象条件によっては、稔実莢数が低下することもある。 2009年に試作した小畝立て深層施肥播種機に、施肥導管の強度や肥料ホッパの容量拡大等の改良を加えた2010年型は、作業速度が向上し、作業可能面積が大幅に向上した。 播種直後の土壌処理剤と中耕培土による除草対策では抑制が難しい雑草対策として、ディスク式中耕除草機の利用を検討した結果、土壌の反転性能と株元への培土性能が高く、ツユクサの発生量を抑制する効果が高かった。
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カテゴリ |
肥料
病害虫
栽培体系
雑草
収量向上
除草
除草機
新品種
施肥
大豆
土壌処理
難防除雑草
播種
輪作体系
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