業務用需要に対応した露地野菜の低コスト・安定生産技術の開発

課題名 業務用需要に対応した露地野菜の低コスト・安定生産技術の開発
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 作物園芸部
研究期間 継H20~H22
年度 2010
摘要 目的:業務用需要に対応する新たな地域野菜の生産体系を確立するため、低コスト・安定供給に寄与する生産技術を開発する。 成果:レタス8品種を供したところ、球重及び球緊度を基準とした場合、「インカム」及び「プラノ」が有望と考えられる。レタスの低温伸張性は品種間で異なり、特に3葉位葉長(展開途中)で温度による差が顕著である。2℃における3葉位葉長の伸張率が最も球重と相関が強く、118%以上で球重450g以上の品種グループに分けられる。レタスの3葉苗に比べ4葉苗の方が、結球期が早まり球重が重く、ほ場においても葉数が多い方が生育が促進される傾向が認められる。無加温ハウスにおいては葉数が多い苗を用いた方が、生育が促進され早く球重が重くなる。128~200穴セルトレイでは、葉数6枚程度まで定植が可能と考えられる。大玉でしまりが緩い栽培管理として株間を広げること、施肥は残肥を有効利用するならば苗活着までの灌水、施肥するならば少量多灌水が有効と考えられる。露地トンネル>ハウス>ハウス(トンネル)>ハウス(内カーテン)>ハウス(内カーテン+トンネル)の順に保温効果が高く、結球期が早まり、低温障害の発生が少なくなる。また、露地及びハウスともトンネルが、25℃以上の高温になる。ハウスを用いることで、露地トンネル栽培で収穫できなかった10月26日及び11月16日定植が収穫可能となり、虫害の発生が少なくなる。球緊度の低下には、内カーテンの効果が高くなる。ノンパラメトリックDVR法による収穫期予測には、気温より地温で当てはまりがよくなる。県内現地の気温をみたところ、慣行保温で最低気温が-4℃以下となることはなく、慣行保温と農ビトンネル+内カーテンは同等の保温効果がある。
カテゴリ 栽培技術 施肥 低コスト 品種 レタス

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