課題名 | 寒冷地特性を活用し国産アスパラガスの周年供給を実現する高収益生産システムの確立 |
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研究機関名 |
福島県農業総合センター |
研究分担 |
会津地域研究所・浜地域研究所 |
研究期間 | 継H21~H23 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:国産アスパラガスの周年供給を目指し、東北地方の冷涼気象の有利性を活用できる伏せ込み促成栽培技術の体型化を図るため、収穫期の前進化、低コスト安定生産化及び廃棄根などの有効活用のための技術開発を行う。 成果:改良マルチを利用して3~4月に定植することにより、凍害による欠株を防止でき、12月の掘り取り時点における5mm以上の茎数と根株重量が増加することを明らかにした。伏せ込み資材として籾殻堆肥や野外で雨ざらしにした籾殻を用いた場合、山砂と同等以上の収量が得られ、電力消費量を4割削減できることを明らかにした。温度管理では、電熱線の設置は上部(芽付近)より下部(根株の下)の方が適すること、伏せ込み温度を20℃に設定すると初期収量の向上につながることを明らかにした。 |
カテゴリ | アスパラガス 温度管理 栽培技術 低コスト 凍害 |