課題名 |
浜通りにおける先進技術による大規模稲作生産技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
浜地域研究所
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:早期播種・早期入水の品質・収量の安定が図られる適切な窒素施肥量について検討する。また、春作業の分散化の点から、良食味品種や有望系統の3月下旬播種法ついて検討する。さらに、浜通りの乾田直播栽培はブロックローテーションで定着しているが、畑期間中の雑草が乾田直播栽培の乾田期間中に発生し問題となっているため、これら雑草の省力で効果的な除草法を確立する。 成果:乾田直播栽培において被覆肥料で0.8kg/aの窒素施肥を行うと、慣行肥料による1.0kg/a施用とほぼ同等の収量となるが、品質確保のためm2当たり籾数を3.1万粒以下にする必要がある。3月下旬播種のひとめぼれ乾田直播栽培の播種量は0.7~0.8kg/a、m2当たり苗立ち本数は150本程度が望ましい。乾田期間に発生する雑草は、イネ出芽開始直前に非選択性除草剤を散布することで抑制できる。
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カテゴリ |
肥料
病害虫
乾田直播
雑草
除草
除草剤
施肥
播種
春作
品種
品質確保
良食味
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