２　生産性向上技術の開発　(6)中核的な担い手確保育成のための支援システムの開発（２）時代のニーズに対応した課題に対する経営的視点からの分析と提言ア.時代のニーズに対応した課題に対する経営的視点からの分析と提言

• 研究機関名: 栃木県農業試験場
• 研究分担: 企画経営室
• 研究期間: 新Ｈ21～23
• 年度: 2010
• 摘要: 目的：県内の主要な減農薬栽培・有機農業等の実態を把握し、定着条件と課題解決を明らかにする。また、地産地消の需要と供給の分析により、農産物を安定的に供給できる産地規模等明らかにする。原油価格高騰に伴う燃油価格や農業用資材価格等の上昇等による、施設園芸作物への生産原価への影響についてシミュレーション分析等を行いその対応策を明らかにする。 成果：県内の代表的な「有機農業生産の稲・麦・大豆の経営的指標」を発酵肥料・抑草用ペレット等製品を購入した場合、発酵肥料・抑草用ペレット等原料を購入し自家で製品を生産した場合、自家の発酵肥料・抑草用ペレット等原料を利用し自家で製品を生産した場合の３パターンで整理した。また、原油価格高騰関連では、ヒートポンプの導入と外張二重被覆や二重カーテンにより暖房効率を高める工夫をを組み合わせることによるコスト削減効果の経営的評価を行った。重油及び電力に係るトータルコストをみると技術を組み合わせることによるランニングコスト削減の効果があったと考えられる。
• カテゴリ: 有機農業 有機栽培 肥料 病害虫 経営管理 コスト 施設園芸 大豆 農薬 ヒートポンプ