5 資源循環型社会の形成に向けた技術の開発(1)バイオマスの利活用技術の開発(4)有機農業栽培技術の確立 イ.水稲栽培における有機農業技術の科学的解明

課題名 5 資源循環型社会の形成に向けた技術の開発(1)バイオマスの利活用技術の開発(4)有機農業栽培技術の確立 イ.水稲栽培における有機農業技術の科学的解明
研究機関名 栃木県農業試験場
研究分担 作物研究室・環境保全研究室
研究期間 新H21~25
年度 2010
摘要 目的:水田の湛水期間を延長することに より、地力の維持・涵養能力を最大限に活用した水稲栽培技術を確立する。県内で実施されている有機農業栽培水田において、土壌中養分の動態および水稲の養分吸収パターンならびに抑草効果を科学的に解明し、有機栽培技術の普及促進に資する。 成果:早期湛水の水稲栽培では、土壌中の易分解性窒素が無機化することで初期生育が慣行を上回った。米ぬかの施用により土壌中の有機酸濃度が高くなり、雑草抑制効果に寄予することが考えられた。民間の有機栽培水田について調査した。湛水土壌中アンモニウム態窒素は、慣行では移植後徐々に減少したが、有機及び転換では6月下旬まで徐々に増加し、水稲への生育・収量に良好な影響を及ぼした。有機及び転換での藻類の発生は多く、これらの遮光効果により、雑草の生育が抑制される可能性が示唆された。他に、米ぬかくず大豆ペレットの施用により、土壌中の有機酸、二価鉄濃度が高くなり、一年生雑草の抑制効果に寄与していると考えられた。
カテゴリ 有機農業 有機栽培 病害虫 栽培技術 雑草 水田 水稲 大豆

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