課題名 |
I 農林水産業の生産力向上 (1)生産力を高めるための栽培・飼育・繁殖・養殖等、千葉県独自の生産技術体系の開発 8 常緑果樹の高品質・安定生産技術の確立 1 施設栽培技術の確立 (2) 種子なしビワ「希房」果実に発生するさび症状の原因究明と防止対策の確立1) 植物成長調整剤の処理条件及び施設内環境要因の解明と防止対策の確立(要望課題) |
研究機関名 |
千葉県農林総合研究センター
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研究分担 |
果樹環境
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研究期間 |
継H21~23 |
年度 |
2010 |
摘要 |
現地において植物成長調整剤(植調剤)処理を1回目は開花直前~開花期に、2回目をその35日後に行ったところ、さび症の発生程度1.0、商品化率85%となった。植調剤処理時期は1回目を蕾期とすると、さび症の発生は軽減できるが、果実が小さくなる傾向がみられた。2回目処理は、1回目処理後35日がさび症の発生が多く、果実が大きくなる傾向がみられた。また処理後の果実周辺の湿度95%以上の遭遇時間が長いとさび症の発生程度が高くなった。さび症の発生及び果実肥大には植調剤処理時期や湿度条件が関連していることが明らかとなった。
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カテゴリ |
施設栽培
繁殖性改善
びわ
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