課題名 | 緑化木苗木の安定生産のための施肥管理法の確立 |
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研究機関名 |
財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
生産環境科 |
研究期間 | 継H21~23 |
年度 | 2010 |
摘要 | 委託苗木生産現場における苗木の生育不良や過剰生育の問題解決のために,苗木数樹種について肥料吸収,特に窒素吸収特性を明らかにし,安定生産のための施肥管理法を構築する。 リュウキュウツツジ系の「オオムラサキツツジ」について窒素施肥量区として1,2,4倍区の3水準を設けた。委託苗木管理の手引きに従い春肥として窒素成分量1.15g/株を基準(1倍区)とした。また,夏肥は窒素成分量0.47g/株を1倍区とし,リン酸およびカリ成分については1倍区と同一にした。2年目の施肥窒素利用率は,窒素施肥量の増加に伴い高くなった。剪定による樹形調整後の生育は,窒素施肥量の影響を大きく受け,部位別乾物生産量に占める割合は枝が最も小さかった。また,2年目の花芽数は,1倍区では40個程度であったが,2および4倍区では60個以上で窒素施肥量の増加に伴い増加する傾向にあった。 |
カテゴリ | 肥料 施肥 苗木生産 |