課題名 |
軟弱野菜の周年栽培における品種特性把握 |
研究機関名 |
財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
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研究分担 |
江戸川分場
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研究期間 |
新H22~25 |
年度 |
2010 |
摘要 |
UVカット条件下における最近の品種の生育を調査した結果,ホウレンソウの3月8日まきは,早く収穫でき,草姿が立性で作業性に優れる「サムライ,アリゾナ」,3月31日まきでは,株重が大きく,葉数が多くて立性で葉色の濃い「トリトン」などの市場性が優れている。 近年,サラダ用コマツナの生産が開始されたが,最適な株間隔など栽培方法の把握が不十分である。そこで,夏まきでの栽植密度を検討した結果,夏まきのUVカットフィルム被覆栽培では,生育の早い「サラダ小松菜」と生育の遅い「美翠,まさみ,いなむら,なかまち」が優れる。また,夏季のサラダ用コマツナの株間隔は株重大きく,葉数多くて草丈,胚軸,葉柄,最大葉長が短い6cmが適する。 コマツナはブランド化による差別化と市場競争力の強化が求められる中,近年,サラダ用コマツナの生産が開始されたが,最適な株間隔など栽培方法の把握が不十分である。そこで,秋まきでの栽植密度を検討した結果,秋まきのUVカットフィルム被覆栽培では,生育の早い「サラダ小松菜,安藤早生」と生育の遅い「美翠,まさみ」などが優れる。また,秋季のサラダ用コマツナの株間隔は株重大きく,葉数が多く,葉身/葉長,葉幅が大きい6cmが適する。
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カテゴリ |
こまつな
品種
ほうれんそう
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