新規需要拡大をめざした切り花向けポインセチア生産技術の確立

課題名 新規需要拡大をめざした切り花向けポインセチア生産技術の確立
研究機関名 財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
研究分担 江戸川分場
研究期間 終H20~22
年度 2010
摘要 (1)江戸川分場では,80品種のポインセチアを遺伝資源として収集・評価・保存している。そこで,育成経過が同様な品種グループ内及び最新品種の切り花特性を把握するとともに,市場評価を試みた。(1)挿し芽:6月17日~20日,鉢上げ7月17日~26日,ピンチ8月2日。(2)フリーダム系4品種,ウインターローズ系3品種,ジェスター系3品種,キャンドル系3品種は,同じグループ内でも切り花特性は異なる。(3)萌芽数多く,コンパクトな草姿の最新品種「ノビア,ダビンチ,ピカソ」の切り花長は30cm程度である。多様な葉色は,切り花価値がある。(4)12月中旬の市場評価は,概ね150円(生産者希望単価)/本以上のせり価格である。(5)増殖にあたっては,育成権者の承諾が必要な品種がある。 (2)切り花生産の効率化を目標に,繁殖技術や栽培技術の改善を図っている。そこで,安定生産への貢献が期待できるわい化剤の活用法と地植え栽培法を検討した結果,(1)わい化剤処理の栽培概要(挿し芽:6月20日,鉢上げ7月17日,ピンチ7月27日)。(2)供試品種:「キャンドル・レッド,ジェスター・レッド」(3)処理方法:バクロプロラゾール5,000,1,000倍液。9月7日,9月22日,10月6日に土壌かん注100ml/5号鉢。(4)花芽分化期前後のわい化剤処理は,効率的な活用法をみいだせない。(5)地植え栽培(挿し芽:7月20日,定植7月17日,ピンチ7月27日)は,鉢栽培同等以上の切り花品質である。(6)地植え栽培においても,灌水チューブとフラワーネットを併用することで省力栽培が可能である。
カテゴリ 遺伝資源 栽培技術 需要拡大 新品種 せり 繁殖性改善 品種 ポインセチア わい化

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