課題名 | 7.収益性の高い省力園芸生産システムの開発 (3)ナシ樹体ジョイント仕立てによる安定、省力生産技術の開発 |
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研究機関名 |
神奈川県農業技術センター |
研究分担 |
果樹花き研究部 経営情報部 |
研究期間 | 新H22~26 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:「ナシ樹体ジョイント仕立て」の経済樹齢を明らかにする。慣行栽培法では予防・治療が困難なナシ萎縮症の発生が軽減される可能性を明らかにする。複数樹を接ぎ木連結する仕立て法により環境ストレス耐性が高まることを明らかにする。年間労働時間半減により、新たな担い手の確保、新規参入を促進し産地の持続的発展を図る。単純・均一な樹形を利用した防除の自動化により農薬散布作業を大幅に省力化する。神奈川の強み(有利な販売環境)を活かし、傾斜地樹園地の収益性向上を図る。 計画:(1) ナシ樹体ジョイント仕立ての栽培優位性検証、(2) ナシ樹体ジョイント仕立て超省力栽培システムの開発 期待される成果:ナシ樹体ジョイント仕立ての安定生産性(樹齢16~20年)を明らかにする。ナシ萎縮症が発生しにくい仕立て法であることを証明するとともに、慣行樹では生産性が低 下する水分環境でも安定生産が可能なことを実証する。ナシ生産における現行の労働時間対比-50%(161時間)とした省力栽培システムを開発する。樹体ジョイント仕立て専用防除機を改良した自動走行型防除機を開発する。傾斜地樹園地に新樹種(ナシ)を導入し、農家の所得向上を図る。 |
カテゴリ | 病害虫 傾斜地 樹体ジョイント 省力化 超省力 接ぎ木 農薬 防除 |