| 課題名 | 飼料イネ活用による「にいがた和牛」の効率的肥育技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
新潟県農業総合研究所畜産研究センター |
| 研究分担 |
酪農肉牛 |
| 研究期間 | 完H19~22 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 目的:「にいがた和牛」のブランド力強化を図るため、給与飼料の構成が脂肪 酸組成に及ぼす影響を解析し、食味を維持しながら肥育期間を短縮する高 品質牛肉生産技術を開発する。また、飼料イネに多く含まれるビタミンEが肉質の安定化に及ぼす影響を明らかにし、牛肉の品質保持に有効な飼料イネの調製・給与技術を開発する。 成果 ・コシヒカリ地上部のβーカロテン含量は、半日の予乾により2分の1程度に減少する。 ・成熟期で収穫し、予乾をしないイネWCSを肥育中期を除く肥育前期・後期に、飼料用米を肥育全期間配合飼料中20%の現物割合で給与すると、27か月齢出荷でも慣行区と同等の発育及び枝肉成績が得られる。 ・コシヒカリのイネWCS及び飼料用米を給与すると、牛肉中のαートコフェロール含量が増加し、脂肪酸化抑制効果が期待される。 |
| カテゴリ | 出荷調整 飼料用米 品質保持 良食味 |